【木材修繕再利用】ソフトウッドのウッドデッキを蘇らせるDIYリメイク方法

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ソフトウッドを使った手作りウッドデッキは、制作から5~10年ほどで木材が腐ってボロボロになってしまいます。

こうなってしまうとウッドデッキをすべて解体廃棄処分して、また新しい材料で作り直すのが一般的です。

ただ、ここでもうひと手間加えて、解体した木材の状態を確認しながら使えるものを選定して補修を行い、更に腐った部分を取り除いたりして短くなった木材をもう一度活用できるようウッドデッキ形状を分割型にしたりすることによって、廃材にされるはずだった材料をもう一度ウッドデッキの材料として再利用することができます。

この方法をマスターすれば、ソフトウッドのウッドデッキを一般的な耐用年数と言われている2~3年を超えて10年以上も使い続けていくことができます。

そこで今回は、ウッドデッキの廃材の補修再利用の具体的な方法について詳しくお話していきます。

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ソフトウッドの耐用年数

DIY初心者でウッドデッキの楽しさを優先するのであれば、価格も安く加工もしやすいソフトウッド材を使うのがベストだと思います。

  • ソフトウッド(ホームセンターなどで手に入る2✕4SPF材、杉板など)
    →耐用年数は約3年、耐用年数は短いが、価格は安いし加工しやすい。
  • ハードウッド
    →耐用年数は約15年、価格は高く、加工もしにくいが、高耐久。
  • 防虫剤入りウッド(ヒノキ材、防虫剤はタナリスCYやAACなど)
    →耐用年数は約15年、価格はやや高め、加工性は普通、高耐久。
  • 人工木、樹脂デッキ
    →耐用年数は約10年、価格は高く、加工も難しい。高耐久。

例えば、下記のような広々ウッドデッキ(6畳、12㎡)が制作日数2日、予算約5万円ほどで作れてしまいます。

本格的なDIYウッドデッキ

>>【予算5万円】広々おしゃれな手作りウッドデッキのDIY方法

広々ウッドデッキがこんなに安く作れるというのが、ソフトウッドの一番のメリットだと思います。

実際のソフトウッドの腐食箇所

ここで問題になってくるのは、ソフトウッドで作ったウッドデッキは制作から4~5年が経過した時に色んな部分が傷んできてしまうということです。

例えば、ウッドデッキ表面のネジ止め部や、天板裏側の木材と木材が重なり合っている部分、天板の下に敷いていた木材などがこのような感じで腐ってきています。

ウッドデッキの天板ネジ止め部

ウッドデッキのネジ部が腐ってきている

木材同士が重なっていた部分(天板の木材を外して裏返したところ)

 

ボロボロに腐ったウッドデッキ

天板の下に敷かれている木材

天板の下に敷かれている木材の腐食

このように、ソフトウッドを使ったウッドデッキは4~5年が経過すると、所々がこのような感じにれっかしてくるため、少しガタツキが出てきたりしてきます。

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腐ったウッドデッキ材料の再利用方法

普通、ウッドデッキが上記のような状態になっているのを見たら木材はすべて廃棄処分して、新しい材料でウッドデッキを作り直す必要があるのではなかと考えてしまうと思います。

でも、日曜大工を趣味にしている人の感覚だと、1本1本、木材の腐っている部分を調べて選別補修していけば、もう一度ウッドデッキの材料として使っていけると考える事ができます。

ただ、腐った部分を取り除くので木材の長さは短くなってしまいますので、ウッドデッキ形状を分割して構成するというような工夫をする必要も出てきます。

業者の人と違って素人の趣味のDIYですから、お金を使う代わりにたっぷりと時間を使ってこういった作業を進めていけば、制作から5年経過したウッドデッキが以下のような感じで蘇ります。

当初の手作りウッドデッキ

本格的なDIYウッドデッキ

>>【予算5万円】広々おしゃれな手作りウッドデッキのDIY方法

廃材を補修再利用して作ったウッドデッキ

制作から5年経過した木材を使ったウッドデッキ

当初作ったウッドデッキは1本ものの長い木材を使ってウッドデッキの天板を作っていきましたが、今回は、ウッドデッキを3分割して短いウッド材と長いウッド材を適材適所で使い分けながらリメイクしました。

以前よりもウッドデッキの面積が広がっているのは、途中でウッドデッキを増築したという経緯もあったり、また、おうちキャンプなどをする際、やはりもう少し広いほうがテントを張りやすいという子供たちからの要望も踏まえて、少しだけ材料を買い足して作りました。

今回この5年目ウッドデッキの廃材再利用リメイクにかかった費用は約2万円、製作期間は約4日でした。

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ウッドデッキをリメイクするのに必要な道具について

まずはじめに、ウッドデッキをリメイクするのに必要な道具についてお話していきます。

電動ドライバーとバケツ、小さなマイナスドライバー

増築部分のウッドデッキを解体する様子

ウッドデッキを解体したり再組み立てしたりするのに電動ドライバー(インパクトタイプ)が必要になります。

電動ドライバーを持っていない場合は、ホームセンターでレンタル(2泊3日で約300円)することもできます。

マイナスドライバー(小さめ)は、ビスのネジ部にペンキが流れ込んで固まってしまっていてドライバーのビットが引っかからない場合に固まったペンキを取り除いたりする時に使います。

ねじの中に入ったペンキを取り除く

木材を固定していたビスはステンレスタイプを使っていたので再利用できるもの(ネジ山が欠けていない、曲がっていないもの)はバケツなどに入れて保管しておきましょう。

使えるねじは再利用する

電動ノコギリ

木材の長さを揃えるために使う電動ノコギリ

木材の腐った部分を切り落としたり、長さを揃えたりするために電動ノコギリを使いました。

手のこぎりだけだと木材をカットするだけで余計な体力を使ってしまいますので、今回のように大量の木材をカットする可能性がある場合は電動ノコギリを用意しておいたほうがいいと思います。

こちらもホームセンターなどでレンタルすることができますので、手元にない場合はそういったものを活用して無駄な費用を抑えていきましょう。

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電動サンダーとディスクペーパー

ウッドデッキの腐った部分を削り取る電動サンダー

電動サンダーは解体した木材の腐った部分を削り取ったりする際に使います。

こちらもホームセンターで貸し出しがありますので、持っていない場合はそういったところで貸してもらうのがいいと思います。

木材専用のディスクペーパーは100円均一などの格安品で十分対応できます。

木材専用のディスクペーパー

コーキング材とコーキングガン

木材の腐食した部分にシリコーンシーラントを塗る

木材の腐食した部分の補修はシリコン系のコーキング材(ホームセンターで300~400円程度)を使うといいと思います。

コーキング材をセットするためのコーキングガンも、ホームセンターなどで数百円で購入できます。

一番安いタイプのコーキング剤だとあとから塗るペンキが乗らない(はじかれて塗れない)ので、目立つ部分に使う場合は塗装ができるタイプのコーキング材を選ぶといいでしょう。

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殺虫剤

ウッドデッキの補修で使う殺虫剤

ウッドデッキの腐った部分には小さな虫が住み着いていたりしていて、腐食部位に殺虫剤を吹きかけたりすることがあります。

家にあるものでOKですので準備しておきましょう。

木用ペンキと刷毛、バケツ

ペンキと刷毛

補修が終わった木材にはペンキを塗っていきます。

一般的な木用ペンキでOKですので、ホームセンターなどで購入しておきましょう。

追加木材と木用ビス

木材やビスは基本的に一度解体したものを補修して使いまわししていきますが、ものによってはどうしてももう使えないというようなものも出てきたりします。

材料がどうしても足りない場合は、必要に応じて木材やビスを随時購入していきましょう。

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ウッドデッキの具体的な改修手順

ここからは、ウッドデッキの具体的な改修手順についてお話していきます。

ウッドデッキを解体する(1日目)

まずはじめに、ウッドデッキを解体していきます。

増築部分のウッドデッキを解体する様子

天板を止めているビスをインパクトドライバーで外し、木材を別の場所に運ぶということをひたすら繰り返していきます。

ウッドデッキを解体して出た木材

天板を止めているビスのネジ山がペンキで埋まってしまっているような場合は、小さめのマイナスドライバーでグリグリっとすればペンキを剥がすことができます。

ねじの中に入ったペンキを取り除く

ウッドデッキのビスはステンレス製のものを使っていますので、取外したビスはネジ山が潰れていなくて、かつ曲がっていないようなものがあれば再利用するためにとっておきましょう。

使えるねじは再利用する

解体前のウッドデッキはこのような感じでしたが、どんどん木材を取外していきます。

解体前のウッドデッキ

解体中のウッドデッキ

そして最終的には、ほとんど雨風がかかっておらず、傷みが少ない壁際の部分を残して以下のような感じになるまで解体を進めていきました。

解体後のウッドデッキの状態

最初の一日はこのウッドデッキの解体作業でおしまいです。

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材木の補修を行う(2~3日目)

次は、解体した材木の補修を行っていきます。

解体した木材を1本1本腐食具合をチェックし、腐食がひどい部分は電動ノコギリで切り落としたり、電動サンダーで腐っている部分を削ってシーラントで埋めるという作業をひたすら繰り返していきます。

ウッドデッキを解体して出た木材

電動サンダーで削る

木材の腐食した部分にシリコーンシーラントを塗る

シーラントは乾燥するのに1日かかりますので、補修が終わった木材はそのまま乾燥させておきます。

ペンキを塗ったあとの乾燥

この木材補修の工程ですが、カットせずにちょこっとした補修でOKだったのが60%ぐらい、カットや補修が必要なものの再利用できるものが35%ぐらい、、腐った部分を取り除くと短くなりすぎてしまってどうしても使えそうになかったのが5%ぐらいという印象でした。

この翌日は、ウッドデッキのペンキ塗りです。

ペンキと刷毛

これも1本ずつペンキを塗っては適当なところに立て掛けて乾燥させていくだけの単純作業になります。

ペンキは時間を開けて2度塗りしたほうが最終的な仕上がりが良くなりますので、結構疲れてきていましたが頑張って作業を続けました。

このペンキ塗りは3日目の昼過ぎには終わりました。

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ウッドデッキの再組み立て(3~4日目)

ここからは、ウッドデッキの再組み立ての工程となります。

もともとのウッドデッキ(【予算5万円】広々おしゃれな手作りウッドデッキのDIY方法)の工法と同じように、ブロック(今まで使っていたものを使いまわし)の下に砕石を敷き、ブロックの水平をとっていきます。

ウッドデッキの基礎となるブロックを置いていく

ウッドデッキ基礎のブロックを置く

基礎ブロックを並べ終えた頃にはもう暗くなってきてしまいましたが、もうひと踏ん張りしていきます。

この基礎の上に天板を固定するための木材を取り付けていきます。

まず、シリコーンシーラントをブロックの上に塗りつけ、その上に木材を置きます。

ブロックの上にシリコーンシーラントを塗る

ウッドデッキ下の木材を置いた状態

このまま一晩乾燥させ、次の日から天板の取り付けを行っていくことにしました。

翌日、天板の取り付けを行っていきます。

ウッドデッキの天板の取り付けを行う

天板の隙間はベニア板の切れ端を基準とした

ウッドデッキの一部が完成

今回は長さがの異なる補修した木材をうまく組み合わせて使っていく必要があったため、必要に応じて天板の下に敷く木材を2枚合わせにしたりして、木材をつなぎ合わせて使えるようにしていきました。

木材を2つ合わせる

ウッドデッキの長さが足りない場合は継ぎ合わせる

短い木材をつなぎ合わせて長くする

この調子でどんどんウッドデッキの天板を取り付けていきます。

ウッドデッキの天板を貼り付ける

最後に残っていた一番左側の部分も基礎を作って、残った補修木材で天板を取り付けていきます。

ウッドデッキを作る

制作から5年経過した木材を使ったウッドデッキ

お疲れさまでした。

ウッドデッキの解体から木材の補修、再組み立てまで約4日かかりましたが、ようやく5年間使ってきたウッドデッキがキレイにリメイクされました。

当初の手作りウッドデッキより面積も広くなって、ウッドデッキのガタツキもなくなったので家族みんなも大満足の仕上がりです。

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当初の手作りウッドデッキ

本格的なDIYウッドデッキ

  • ウッドデッキのサイズ;3.5m×3.5m(6畳、12㎡)
  • 費用;約5万円(材料工具費込み)
  • 製作期間;2日

>>【予算5万円】広々おしゃれな手作りウッドデッキのDIY方法

廃材を補修再利用して作ったウッドデッキ

制作から5年経過した木材を使ったウッドデッキ

  • ウッドデッキのサイズ;約8帖(約15㎡)
  • 費用;約2万円
  • 製作期間;約4日
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最後に一言

今回は、【木材修繕再利用】ソフトウッドのウッドデッキを蘇らせるDIYリメイク方法についてお話しました。

価格の安いソフトウッドを使ったウッドデッキは4~5年ほどで部分的に腐ってきて、傷みやガタツキが目立ってきてしまいます。

ただ、木材のすべてがだめになったわけではないため、こうやって木材を補修再利用することでもう一度ウッドデッキの材料として活用していくことができます。

どうしても補修しきれなかった木材は、電動ノコギリで細かくカットして、鉄板焼をするときの燃料に使ったり、冬場に屋外で暖を取るときの薪として活用できます。

使えない木材を細かくカット

ロケットストーブと溶岩プレートでバーベキュー

焚火缶の周りは放射熱で暖かい

趣味の日曜大工はプロの仕事と違って時間をたっぷり使っていけますので、こういったウッドデッキのメンテナンス方法も覚えていくととても経済的にウッドデッキを維持していくことができます。

是非参考にしてみてくださいね。

それでは!



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